『ハルカストリングス』はギタリストのファルコン、シンガーのEri Liao、そして飛鳥ストリングス（現在のメンバーはマレー[金子]飛鳥、吉田篤貴、西谷牧人）によって結成された、歌と弦楽器にフォーカスした室内楽編成のユニットです。 2021年10月にユニット名「Songs & Strings」として初ライブを行い、2022年10月に再びライブを実施し、その翌日にレコーディングを行いました。そして、2023年にユニット名を「ハルカストリングス」に改めて活動をスタートしました。 ファルコンの作詞・作曲と編曲に加え、弦楽器のアンサンブルは3人の感性に委ねられ、自由なシーンも豊富です。Eri Liaoの多言語による豊かな声が、そのサウンドの中で響きます。初の作品である1stアルバム『風の中の夢』には全8曲が収録されています。 そのうち3曲（M-5、M-1、M-2）は、コロナ前、コロナ渦中、そしてロシアウクライナ戦争後のそれぞれの時期を、在住の湘南の景色をモチーフに描いた心象風景です。 マレー飛鳥の曲「Earth Turns Eternal」は、彼女自身の平和への祈りを込めた多言語プロジェクトの一環で、今作ではEri Liaoが中国語で歌っています。 また、Eri Liaoの父方の出身地である日本民謡「常磐炭坑節」や、登川誠仁作の沖縄民謡「フィナーレ」もライブ録音で収録されています。 録音エンジニアは、マレー飛鳥が信頼を寄せるソニー・ミュージックスタジオ所属の米山雄大。一曲のみのライブ録音は、日本とミャンマーを拠点にフィールドレコーディングを得意とする井口寛が担当しました。 アルバムジャケットデザインは、イラストレーターで音楽家とのコラボレーション経験豊富な小池アミイゴが手がけています。 リリース（2023年）： - 9月10日：1stシングル「風が吹く」リリース - 9月21日：2ndシングル「夏の雨」リリース（漫画家谷口ジローのイラストとのコラボレーションによるミュージックビデオ） - 10月11日：アルバム『風の中の夢』リリース - 10月20日：青山『月見ル君想フ』にてレコ発ライブ メンバー： - ファルコン（ギター） - Eri Liao（ボーカル、三線） - マレー飛鳥（バイオリン、ボーカル） - 吉田篤貴（ヴィオラ） - 西谷牧人（チェロ） アルバム『風の中の夢』収録曲： 1. 夢は止み過ぎ行く春のかけら（ファルコン） 2. 風が吹く（ファルコン） 3. 夏の雨（Eri Liao、ファルコン） 4. 常磐炭坑節（民謡） 5. 美しき様々の夢（ファルコン） 6. Deep Fall（詞：Eri Liao、曲：ファルコン） 7. Earth Turns Eternals（詞曲：マレー飛鳥） 8. フィナーレ〜いちんかりゆし〜（ライブ録音）（登川誠仁）